8月25日
携帯電話と中高年
ウチの両親がしばらく旅行に出るというので僕の携帯を持たせてやったんですよ。
しかしウチの親も中高年にありがちな『機械オンチ』。
満足に扱う事も出来なさそうなので、最低限の操作だけ教えてあとは触るなと言ったのですが…
旅行先の親から電話がかかってきました。
「なんかOさんからお前に電話がかかってきたみたいだよ。なんかOさんの名前が画面に出てた。
家から電話したら?」
Oさんとはしばらく疎遠になっている友人です。
珍しい事もあるもんだと思い、早速電話してみると…
「あ、もしもし、Oさんですか? お久しぶりです、ポン獄長です」
「おー久々だなぁ。 どうした?」
「いや、どうしたも何も、電話くれたんじゃ?」
「いや、してないよ?」
頭の上に大きな『?』が浮かびました。
まぁそれはともかく、久しぶりともあって話が弾みましたが、
頭上のクエスチョンマークは一向に取れません。
結局、親が帰ってきたときに問い詰めてみると、確かに画面にOさんの名前が浮かんだ、と言うのです。
早速携帯を取り上げ調べてみましたが、着信履歴の欄にはOさんの名前はありません。
まさかと思い『リダイアル』を見てみると、案の定そこにOさんの名前がありました。
『電話がかかってきた』んじゃなくて、『こっちから電話した』んじゃねーか!
さらに別な名前も何人かも表示されてました。 結果的にイタ電になってます。
やはり中高年に新しい物を与えるのは無理なようでした。
そういえばIT改革とやらはどーなったんでしょうね?
そんな事より、今はこれを抑えておけば大丈夫?
アザラシのタマちゃん。