茂三郎感想

隠れたそば処、茂三郎(もさぶろう)です。
まずいきなり民家です。茅葺き屋根といった風格のあるものではなく、有無を言わさず民家です。
入り口なんかモロに玄関なので、最初に訪れた時は 『お前ら勝手に人ん家に入ってきてどういうつもりだ!』などと怒られるんじゃないかなーと ビクビクしながら入りました。
どうやら店主は脱サラしてそば屋になったようなので、ホントに普通の家なんですよね。  居間を抜けて床の間でそばを食べるのですが、初めての方は絶対戸惑います。注意。

ご夫婦二人でやっておられるようなので、そばが出てくるまでかなり時間がかかります。  それを見越しておいたほうがいいでしょう。
で、そばですが、これがうまい! 山形市でもトップクラスのうまさでしょう。 風味、歯ごたえ、文句無しです! これでかけそば600円は安い!
しかし注意しなければならない点が一つ。  ここのつゆは山形には珍しい『辛汁』なんですよ。  そばを全部つけちゃうと濃すぎてひどい目に会います。
前々からせめて甘汁だったら文句無いのになぁと思っていたら、 『冷たい月見ぶっかけそば』なるものがあるではありませんか。
で、今回それを注文したのですが、これが当たり!  薄めのかけ汁に大根おろしに卵が乗ってて(『月見』ですからね)、 つけ汁をその上からぶっかけるのですが、このやり方だと自分でつゆの濃度が調整できるので、 かなり重宝します。
しかしちょっと不満な点が一つ。(←またかよ)
このそばは月見だけあって卵が乗っているのですが、はっきり言って『邪魔』です。  せっかく風味あるそばなのに、卵を溶いちゃうと味が卵一色になってしまうんですね。  『月見』じゃない普通の『ぶっかけそば』があると嬉しいのですが。

この茂三郎は自分で『隠れたそば処』と謳ってるだけあって、ホントに隠れてます。
地図を載せましたが、それでもわかりにくいかも…
「行けそうだな」と思ったのでしたら、ぜひ一度訪れてみて下さい。  美味しいそばと「隠れてるゥー!」というツッコミが満喫できます。


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