現職自衛官が女高生襲う 川島署、けがさせた疑いで逮捕
川島署は二十二日午後六時七分、窃盗の現行犯で徳島市名東町二、 海上自衛隊徳島教育航空群二等海曹・森雄治容疑者(31)を逮捕した。 女子高校生に乱暴した疑いもあるとして、同署と徳島県警捜査一課は二十三日未明、 同容疑者を婦女暴行致傷容疑で再逮捕した。
調べでは、森容疑者は同日午後五時四十分ごろ、麻植郡内の堤防で、 帰宅途中の県央部の高校一年生(15)を無理やり草地に連れ込み乱暴しようとしたが、 女子高生が大声を出したため下着を奪っただけで逃げた。 女子高生の母親から通報を受けた署員が山瀬駅で同容疑者を発見。 同容疑者が下着を持っていたため窃盗で現行犯逮捕した。 その後、女子高生が腕に約五日のすり傷を負ったことが分かり、婦女暴行致傷容疑でも逮捕した。
長径2キロの小惑星、17年後に地球衝突? 確率は……
米ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターなどは24日、極めて低い確率ながら、 2019年に地球と衝突する可能性のある小惑星が見つかったことを明らかにした。 長径が2キロあり、もしも衝突すれば約6500万年前に恐竜を絶滅させたとされる 小惑星衝突のような壊滅的打撃を与える恐れがある。
小惑星は9日に米国内の天文台が発見。暫定的に「2002NT7」と名付けられた。
小惑星が地球と衝突する確率は、 観測が重ねられて軌道計算の誤差が小さくなるに従って縮小するのが通例で、 NT7に関しても23日時点では7万5000分の1だったのが、 24日には600万分の1に修正されている。
世界最高齢のスナメリ死ぬ 推定年齢35歳
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は25日、 飼育されているものとしては世界最高齢とみられるイルカの一種のスナメリが、 老衰のため推定年齢35歳で死んだと発表した。
同水族館によると、このスナメリは雄で1973年に伊勢湾で捕獲され、 28年10カ月飼育されてきた。1週間ほど前から急激に体力が衰え、点滴を行っていたが、 24日に死んだ。人間でいうと100歳を超えているが、人工授精へ向け精子保存を試みるという。
スナメリは体長1−1・5メートルで、まれに1・8メートルに達し、アフリカ東岸やインド洋、 中国、日本の沿岸に生息している。鳥羽水族館によると飼育例は、日本、中国、 韓国の3国のみという。
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提訴:肥満はファストフードが原因? 米国で4社訴えられる
肥満で心臓病、糖尿病を患ったのは不健康な食事をさせられたせい――と、 ニューヨークのビル管理・補修作業員シーザー・バーバーさん(56)がこのほど、 マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ、ケンタッキー・フライドチキンの ファストフードチェーン4社に対する損害賠償請求訴訟をニューヨーク州地裁に起こした。
26日のニューズデー紙によると、代理人のサミュエル・ハーシュ弁護士は全国から 原告参加者を集めて集団訴訟とする計画というが、巨額の賠償金を獲得したたばこ訴訟の 再現となるかどうか注目される。
1950年代からファストフードを食べ続け、 96年と99年に心臓発作を起こしたバーバーさんは身長約178センチ、体重123・4キロ。 「牛肉100%というから、体に良いと思っていたのに、脂肪ばかりで肥満になった」と主張。
ハーシュ弁護士は「(このような食事は)健康に有害と警告しなければ詐欺になる」と述べ、 たばこ訴訟との類似性を強調した。
全国レストラン協会のスティーブン・アンダーソン会長は「全く無意味で根拠がない。 最近の肥満増加への警鐘に便乗した訴訟だ」と反発している。
ウクライナの墜落事故、死者70人に
ウクライナ西部リビウにある同国空軍スクニリフ基地の航空ショーで27日、 演技飛行中のロシア製攻撃機スホイ27が、突然制御を失い、地上の観客の中に墜落、 ウクライナ政府は、死者は子供5人を含む70人、負傷者は111人と公表した。
搭乗員2人は脱出装置で機外に飛び出して無事。
休日で見学者には家族連れが多く、死傷者には子供も多数含まれるとみられる。 航空ショーの墜落事故としては世界最大級の惨事となった。
ウクライナ国防省当局者は、事故は墜落機エンジンの不調が原因との見方を示した。
事故機は低空飛行で失速状態に陥り、地上近くでいったんは上昇に転じようとした。 しかし地上の別の航空機に接触、そのまま地上に突っ込み、黒煙を上げて炎上した。
低空だったため、墜落までの時間が極めて短く、 観客が避難できずに被害が拡大した可能性が強い。
ウクライナ政府は事態を重視、クチマ大統領が現場に向かった。
航空ショーは、ウクライナ空軍第14師団の創設60周年を記念して開催。 スホイ27やミグ29などが参加していた。地上では数千人が見学していた。
スホイ27は迎撃性能に優れ、ロシアで1980年代初めから量産体制に入った。 中国にも多数輸出されている。
息子の叫びにクマ退散 島根
28日午後6時50分ごろ、島根県六日市町の山林で、同町立河内の会社員、 神手勇治さん(45)がクマと遭遇し、左足をかまれて軽いけがをした。 一緒にいた神手さんの長男(7つ)が叫び声を上げると、クマは山の中に逃げた。 長男にけがはなかった。
津和野署の調べでは、クマは体長約1メートルで、ツキノワグマの子グマとみられる。 神手さんがガサガサという音に気付き、4−5メートル先のクマを発見。いきなり襲ってきたという。
神手さんは長男と2人でカブトムシを捕りに自宅裏約200メートルの山林に来ていた。 六日市町は29日、有線放送でクマへの注意を呼びかける。
津和野署には最近、クマの目撃情報が多数寄せられていた。
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